2016年より新しく立ち上がったブランドである、KUON（クオン）。
2019春夏シーズンも引き続き、襤褸を中心としながら、様々な素材を用いた素敵なコレクションを展開してくれます。

久遠（遠い過去や未来）に由来を持ち、世界中に存在する古布や古着の歴史、文化を取り入れながら、時代を巡っても変わらない美しさ、シンプルな格好良さを追求していくブランドです。

日本を代表する古布である、「襤褸（ぼろ、らんる）」をテーマとして様々なアイテムを生み出し、国内だけでなく海外でも注目の高いブランドになってきました。

襤褸（ぼろ）とはそもそも、150年も前のまだまだ木綿そのものが農民にとっては非常に貴重だったころ。そのころから東北地方など寒い地域の人々が、麻布を手で刺し子したり、あるいは端切れを継ぎ接ぎしたりすることで、暖をとり生活の一部だったもの。

延々と継ぎ接ぎをされては、刺し子を施し、着物として用い、着物として着れなくなっていけば下着へ、さらには雑巾へと姿を変えていき、人々の生活の中へ溶け込んでいた古布です。

襤褸（ぼろ）は現在、世界的にアート・美術としての評価が急激に高まっていて、まるで抽象画のごとく鑑賞の対象となっていて、BOROと表現すれば伝わるほど。

そんな本物の襤褸（ぼろ）を贅沢に用いたり、同様に日本の伝統的な素材や技術を用いて、文化を着る・芸術を身にまとうかのごとく、KUONは製品を生み出します。

今シーズンもスポットアイテムとして製作をされたサコッシュは、KUONをまず楽しんでみたいというお声に応えるような、手軽に使いやすいバッグ。
KUONのアイテムは素材や作りの関係上、どうしても値が張るものも多いため、まず生地の具合やKUONのアイテムってどんなものだろうというきっかけだったり、より様々な素材を楽しむものになってくれれば、と採算度外視でスポット展開されるアイテムです。

パッとポーチのような感覚で荷物を入れて、ショルダーバッグのように斜めがけにするもよし、短めにテープを調節してトートバッグ的に持つもよし、自由にお楽しみいただけるバッグです。

こちらのタイプは、19SSで用いられている、ブロックチェックに十字刺し子を施した凝った刺し子織生地を用いたもの。
まるで手刺し子のような風合いで織られる刺し子織は風合い豊かで、チェックと十字の雰囲気も素敵。

横37センチ、縦30センチ弱ほどの大きさのスペースは、細々と様々なものを入れやすいサイズ。
少しだけマチになるように下部をつまんでゆとりを作っているので、フレキシブルに収納対応します。

中には小さめのパスケースなどが入るフリーポケットが一つ付き、シンプルだからこそ使い勝手が良いバッグです。

100センチほどのストラップ紐をリングに通し、お好みに合わせて結んだりすることで長さを調節できます。
キュッと引き締まった感じの斜めがけにするもよし、ワンショルダー的にするもよし、ぐぐっと短めにしてハンドバッグ（トートバッグ）的に使うのも便利です。

他ブランドではまず見られない、伝統的な風合いとストリートの空気が合わさったとってもリーズナブルなスポットアイテム。

デザイナーは某コレクションブランドでパタンナーを務めていた石橋氏が務め、柄の配置など細かな部分に至るまでデザイナーが指定をして作られています。

日常のカジュアルスタイルにすっと取り入れるだけで、ちょっと雰囲気の出るカジュアルバッグです。

スポットアイテムとはいえ、美しくも実用的で、KUONらしさの溢れる素敵なプロダクトに仕上がっています。

美しきKUONの世界をお愉しみください。

詳しくはブログにてご紹介もして参りますので、どうぞご覧下さいませ。
http://blog.circleofcircus.com/?eid=1298

素材：ブロックチェック十字刺し子織生地（コットン）、ショルダーテープ、ハトメリング（付属等）
生産国：日本
価格：￥6,500+税
サイズ：ボディ部分横約37センチ、縦約30センチ・紐部分約100センチ　


＊一点一点、職人による手作業による製品となりますので、細かな皺やよれなどがある場合もございます。ご了承下さいませ。

＊縫製には風合いを重視して糸が用いられています。長く着用していただくうちにほつれることがありますが、ほつれた部分から重ねて手縫いしていただくとまた強くお使いいただけます。

＊配送は基本的にクロネコヤマトにお送りいたします（沖縄はゆうパックとなります。また、一部レターパックの製品は日本郵便のレターパックとなります）。
注文より決済確認1週間以内（現状３日以内）に出来る限り早く発送します。
また、40000円以上で送料は無料となっております。