1889年創業のドイツはオッフェンバッハのブランド、SEEGER（ゼーガー）は長きに渡り柔らかくしなやかなバッグや小物を作り、
「Gods is in the details」（神は細部に宿る）というコンセプトのもと、しっかりしたドイツらしいものづくりを通じて、世界で愛されてきました。

しかしながら時代の流れで異なるブランドの傘下に入ることもありながらも、2019年に日本でもまたライセンスを取得して、日本のものづくりでSEEGERの世界観をしっかり楽しんでいただけるモノとして、新生SEEGERとして復活となりました。

その過程で、CIRCLEではいち早く取り扱いのお話をいただき、またCIRCLEとしても様々な考えを提示しながら、よりCIRCLEの中で良く楽しんでいただける形として、異例とも言えますが特注バージョンで全て制作していただくことになりました。

こちらは、その特注バージョンのキーケース・POSEIDON（ポセイドン）。

極薄に漉いた革をベタ貼りで合わせることで生まれる、丈夫ながらしなやかさと柔らかさを生かし、しっかり多くのキーをまとめて収納できつつ、質感と機能的にも優れたキーケースです。

革は特注バージョンということでイタリア皮革のアルピナを用いています。
型押しレザーでありながら非常にしなやかで、細かな型がしっかりと表面の強度を高めている牛革です。
表面にはより味わい深く、陰影ある表情を生み出すためのグレージングも施されており、使い込んでいくことでなお柔らかさが増し、しっとりとした光沢感に包まれていきます。

その革を用いて、本来は中にナイロン生地等も用いられるところを、一切生地を用いることなく、アルピナレザーのみのベタ貼りにて制作していただきました。
0.3〜0.4ミリほどという極薄の状態に革を漉き、それらをしっかりと圧着して生まれる小物は、薄く軽いのにしっかり丈夫で、スタイリッシュで美しい仕上がり。

このベタ貼りの綺麗さはなかなかそう多くない高レベルで、コバの仕上げに関しても染料での磨きを施した後に、さらに顔料系のコーティングを施してしっかり強く。
長く綺麗に使えるキーケースとなりました。

外面はシンプルに革の表情を味わい、メインロゴは中に一箇所シンプルにあしらわれるのみ。これはCIRCLEでおもて面にある刻印を無くしてもらい、よりシンプルに使っていただけるようにしました。（ホックボタン・中金具にはブランドネーム印があります）

メインのキーをかける部分は、5本のフック式になっていて、自由に鍵を動かして出しやすく、それでいてしっかり落ちることなくかけられます。
フック金具部分にはさりげなくSEEGERの名前が入っていて、それも美しい。

またキー収納だけでなく、キーの裏側部分がスペースになっていて、そこにはカードやお札をおって仕込んでおくことも可能。

さらにサイド部分にはポケットが一つついているので、カードキーなどをいれておきたい場合など、自由に様々お使いいただけます。

シンプルな形の中にしっかり機能を詰め込み、スタイリッシュに鍵周りを揃えて持ち運べます。

色は、深く落ち着いた輝きがありつつしっかり青みのあるネイビーのオセアーノと、シックで現代的でモダンな空気もあるアスファルトグレーのチェネーレの2色。
こちらも、革色の中からCIRCLEが指定をして仕上げてもらいました。

まだ他で見ることのないブランドかもしれませんが、確かな品質と使い勝手の良さ、そして上質な風合いが備わったキーケースです。

ぜひ、お愉しみいただけたら幸いです。

さらに詳しくはCIRCLEのブログ内にてご案内もしておりますので、是非ご参考までにご覧くださいませ。
http://blog.circleofcircus.com/?eid=1314

素材：イタリア・アルピナレザー
外寸：縦6.5cm×横10cm×厚み2cm
機能：キーフック5つ分、オープンポケット1室、キー裏スペース1つ
生産国：日本
価格：16,000+税

＊一点一点、革の表情や風合いは微妙に異なる場合がございます。細かな傷などは、天然の革を一枚一枚鞣している証拠です。風合いとしてお愉しみ下さいませ。

＊全て職人の手作業による製作となりますため、内装などに細かな皺やムラがある場合もございます、ご理解賜われますと幸いです。

＊配送は基本的にクロネコヤマトにお送りいたします（沖縄はゆうパックとなります。また、一部レターパックの製品は日本郵便のレターパックとなります）。
注文より決済確認1週間以内（現状３日以内）に出来る限り早く発送します。
また、50000円以上で送料は無料となっております。