CIRCLEにて新しく取り扱いを始めた、東京にて革と木材などを用いながら、日常を潤し彩るような雑貨アイテムを展開してくれる、11DROPS（イレブンドロップス）。

まだまだ始まったばかりのブランドではありますが、そのモノ作りの姿勢や製品の面白さを強く感じて、CIRCLEでも少しずつ展開させていただくことになりました。

基本的なものづくりの根底には「もったいない」の意識があり、大量生産の大量消費というよりも、様々な過程で出てくる大きなものには出来ないけれど素晴らしい品質をもつ端革や木材などをその時々で用いて、ゆっくりと丁寧なものを作り届けることをしてくれています。

それゆえ、出来上がる製品はその時々によって革が異なったり、色が異なったり、組み合わせが異なったりなど様々ですが、その全てを個々のもつ個性としてお愉しみいただけたら幸いです。

一期一会の出会い、的なものづくりです。

こちらは、11DROPSの柔らかさや素材の面白さを引き出した、文庫本用のブックカバー、DOOR-Sの新しいエンボス加工タイプで、さらにプエブロレザーバージョン。

メインボディにはイタリアはバダラッシー社のプエブロを贅沢に用いており、オイル感たっぷりな風合いと、表面にヤスリをかけるようにしてほんのり毛羽立たせた、和紙のような独特な質感も心地よい革です。
そこに裏側にはピッグスエードとイタリア産のスムースレザーをさらに贅沢に合わせ、大人っぽくシックな印象で使えるアイテムに。
今回内装のピッグスエードとスムースレザーは、全ての色でダークブラウンで統一されております。

外装のプエブロ面には、新しい試みとしてDOORという名前にちなんで、西洋風のドア的なモティーフをエンボス的にぐっと立体的にあしらっています。
一般的にはタンニン革を水で濡らして、下から立体的な型を用いてぐっと立体を作り、そのまま乾かしていくとしっかりこういう立体的なエンボスができます。
ただ、この手法で行うとどうしてもプエブロ特有の毛羽立ちや色合いがその時点で変化して失われてしまうため、11DROPSさんでは風合いを殺さずにエンボスを立体的に出す特殊な作りで行ってくれています。
（どうやっているのか、本当に不思議なくらいしっかり立体的で、それでいて革の風合いはそのままです。）

そのため、プエブロ特有の毛羽立ちの風合いから、しっかり革のエイジングを楽しんでいけます。
徐々に毛ばたちが寝てきて光沢感がまし、ぐっと色深く育ちます。

文庫本はやや背の高いハヤカワ文庫等にもギリギリ対応しているオールマイティーな使い心地。
薄手の文庫本でも、900ページほどあるかなり分厚い文庫本でも、調節をして使っていただくことが可能です。

片方の表紙は右側の固定されたところに差し込み、左側は差し込まれる分の深さによって微妙に調整がされる構造になっているので、いつでも便利にお使いいただけます。

また、スムース系のこれもイタリア牛革にて栞として使える区切りもあしらわれており、実用性が非常に高く、それでいて革の風合いをしっかり味わえるカバーに仕上がっています。

本を閉じた際には本体にボタンがついていて、そこにループをかけることでしっかり閉じることが出来、バッグの中でも開かず持ち運びが可能です。

ボタンは今回はドイツのヴィンテージメタルボタンを用いていて、立体感とヴィンテージらしい風合いも非常に豊か。

大量生産ではないため、今回も各色でごく少量のみずつの仕上がり、展開ですがぜひお愉しみいただけたら幸いです。

機能の詳細などに関しては、詳しくブログにてご案内させて頂いておりますので、ご参照下さいませ。
http://blog.circleofcircus.com/?eid=2410

素材：バダラッシー社プエブロ、ピッグスエード、イタリア牛革、水牛角ボタン
外寸：縦16.5cm×横11.5cm×厚み1.3cm
機能：文庫本カバー
生産国：日本
価格：12,700+税

＊特に水に弱い製品というわけではありませんが、色変化やシミ等を防ぐため水濡れにはお気をつけください。濡れた場合は水気を取り陰干し等でしっかり乾かしてください。

＊濡れた状態や強い摩擦が加わると、まれに色落ちすることも考えられますので、そういった際にはご注意下さいませ。

＊一点一点、手作業で仕立てている小物となりますので、革の皺や木材の小傷、わずかな傷やムラなどがある場合もございます。職人製作の味わいとしてお愉しみ頂ければと思います。

＊配送は基本的にクロネコヤマトにお送りいたします（沖縄はゆうパックとなります。また、一部レターパックの製品は日本郵便のレターパックとなります）。
注文より決済確認1週間以内（現状３日以内）に出来る限り早く発送します。
また、15000円以上で送料は無料となっております。